この農園は「NPO法人アスペの会石川」と発達障がいの子どもを持つ親がそれぞれ出資して、2012年に作りました。

両親を含め、右も左もわからない農業初心者の集まりでしたが、足掛け10年、殺虫剤を使わずに丁寧に作られたブルーベリーをスーパーや百貨店で販売するほか、地元のホテルやレストランに採用していただけるまでになりました。

《ちはらファームのブルーベリー》
樹上完熟といって、実が落ちてしまうギリギリまで木に実らせておくことで甘みが最大限に引き出されています。

ファームでは20品種を超えるブルーベリーを育てており、7月に採れるものは粒が大きくてさっぱりした味が多く、8月は7月よりも小ぶりですが、とにかく甘みが強いのが特徴です。

なお、バックカルチャー方式という鉢で育てるスタイルで1,200もの鉢が並ぶ眺めは壮観です。
ブルーベリーが実る季節は観光農園もしておりますので、もし金沢にお越しの際にはぜひお立ち寄りくださいませ！

金沢ちはらファームは金沢の奥座敷、湯涌温泉のほど近く、とても空気が澄み切ったところにあります。
観光名所の兼六園から車で20分程度ですが、ときどきお猿さんやカモシカさんなどもお立ち寄りになる
自然豊かな場所に立地しています。